[海外ニュース]2015.10.17
フォンファラが打撃戦制す
 16日(日本時間17日)、米国イリノイ州シカゴのUICパビリオンで行われた河野公平(34=ワタナベ)対亀田興毅(28)のWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチのあとには、メインイベントとしてアンドレイ・フォンファラ(27=ポーランド/米)とネイサン・クレバリー(28=英)のライトヘビー級世界ランカー同士が拳を交えた。試合は一進一退の打撃戦となったが、フォンファラが12回判定勝ちを収めた。
 フォンファラ対クレバリーの試合は、ダウンあり反則あり計3ポイントの減点ありレフェリーの再三の注意あり、という大荒れの日本人対決後に行われた。総合的な戦力で勝るフォンファラと前WBO王者クレバリーは意地の張り合いのような打撃戦を展開。ともに上下に激しいパンチを打ち込んだが、有効打で上回ったフォンファラが3人のジャッジから支持を取りつけた。スコアは115対113、116対112(二者)だった。ちなみにフォンファラが1414発、クレバリーが1111発のパンチを放ったと報じられている。WBA2位、WBC3位、IBFとWBOで5位にランクされるフォンファラは32戦28勝(16KO)3敗1無効試合。WBC10位のクレバリーは32戦29勝(15KO)3敗。