[海外ニュース]2015.9.22
エルナンデスの王座剥奪
ジョアン・パブロ・エルナンデス
 このほどIBFは同団体のクルーザー級王者ジョアン・パブロ・エルナンデス(30=キューバ/独)の王座を剥奪した、と海外のメディアが報じている。
ジョアン・パブロ・エルナンデス
 エルナンデスは11年2月に暫定王座を獲得したあと正王者に昇格したが、ケガや病気のため防衛は4年半でわずか5度に留まっている。直近の試合は昨年8月で、今年に入って暫定王座を設けられた。その暫定王者ビクトル・ラミレス(亜)との団体内統一戦も7月、9月、10月と延期したあげくキャンセル状態になっていた。こうしたことを重視したIBFが王座剥奪に踏み切ったものと思われる。これを受けラミレスが正王者に昇格し、10月2日にはアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで14位のオビル・マッケンジー(ジャマイカ/英)を相手に初防衛戦を行うことになった。ラミレスは25戦22勝(17KO)2敗1無効試合、マッケンジーは英国王座、英連邦王座、WBAコンチネンタル王座を獲得した実績を持つマッケンジーは37戦25勝(13KO)12敗。