[海外ニュース]2015.8.24
元王者グスマンが引退
 元世界スーパーバンタム級、スーパーフェザー級王者ホアン・グスマン(39=ドミニカ共和国/米)が、このほど引退を決意した。
 グスマンは96年のアトランタ五輪に出場するなどアマチュアで320戦310勝10敗の戦績を残して97年にプロ転向。02年にWBO世界スーパーバンタム級王座を獲得したころは「リトル・タイソン」の異名どおり大成が期待された。06年にはWBOのスーパーフェザー級も制覇したが、生きのいいパワフルなボクシングは影を潜めて判定勝負が多くなった。加えて体重オーバーの失態も目立った。12年11月には3階級制覇を狙ってカビブ・アラクベルディエフ(露)とWBA世界スーパーライト級王座決定戦を行ったが、試合中に足首を痛め8回負傷判定負けを喫した。戦績は37戦34勝(21KO)1敗1分1無効試合。