[海外ニュース]2015.8.21
ゴロフキンvsレミュー PRツアー
ゲンナディ・ゴロフキン
 10月17日に米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で世界ミドル級王座統一戦として拳を交えるWBAスーパー、WBC暫定王者ゲンナディ・ゴロフキン(33=カザフスタン/米)とIBF王者デビッド・レミュー(26=カナダ)のふたりが20日、プレスツアーとしてレミューのお膝元、カナダのモントリオールを訪れた。
ゲンナディ・ゴロフキン
 試合の宣伝を目的としたプレスツアーは前日のニューヨークに続いて2日連続だったが、ゴロフキンは1時間半遅れて到着した。その間にマイクを握ったレミューは「多くの人はゴロフキンに注目しているが、彼がまもなく稲妻に打たれるだろうと約束する。私に何ができるということを証明するつもりだ。私は彼と戦うために対峙するのではなく、勝つために彼と戦うんだ」と決意を口にした。これに対し15連続KO防衛を狙うゴロフキンは「彼は最も危険な相手だと思う。ともに勝機はあると思っている。どちらがベストのミドル級であるか決める」と意気込みを話した。戦績はゴロフキンが33戦全勝(30KO)、レミューは36戦34勝(31KO)2敗。オッズは14対1でゴロフキン有利と出ている。PRツアーは21日の米国ロサンゼルスで終了する。なお、10月17日の前座ではローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)対ブライアン・ビロリア(比/米)のWBC世界フライ級タイトルマッチと、トゥレアノ・ジョンソン(バハマ/米)対イーモン・オケイン(アイルランド)のIBF世界ミドル級挑戦者決定戦が組まれている。