テテは6日にポール・バトラー(英)の挑戦を左アッパーで8回TKOで退けたばかりだが、それが昨年7月の戴冠から8ヵ月ぶりの試合だった。IBFはテテとアローヨ両陣営に対戦交渉を始めるよう通達を出したが、不調に終わった場合は興行権入札が行われることになる。サウスポーのテテは23戦20勝(17KO)3敗。同じくサウスポーのアローヨは1月発表のWBOランキングで1位に上がり井上尚弥(大橋)への挑戦も期待されたが、対戦を回避。標的をIBFに絞ったようだ。双子のマクウィリアムスとともに08年北京五輪に出場後にプロ転向を果たし、ここまで16戦全勝(8KO)を収めている。