[海外ニュース]2015.2.24
バルセレミがIBF王座返上
 IBF世界スーパーフェザー級王者ランセス・バルセレミ(28=キューバ/米)が、2月10日に王座を返上していたことが分かった。空位になった王座の決定戦は1位のホセ・ペドラサ(25=プエルトリコ)と5位のビリー・ディブ(29=豪)で決定戦が行われる見込みだ。
 バルセレミは昨年1月、アルへニス・メンデス(ドミニカ共和国)に2回TKO勝ちを収め一度は戴冠を果たしたが、フィニッシュブローがラウンド終了ゴング後だったとして無効試合に結果が変更され、王座も取り消しとなった。しかし、半年後の再戦で文句なしの判定勝ちを収めて王座に駆け上り、10月には初防衛も果たした。今回の王座返上は減量苦が理由とされ、次戦ではライト級以上の体重で戦うものとみられている。22戦21勝(12KO)1無効試合。空位になった王座は19戦全勝(12KO)のペドラサと、前IBF世界フェザー級王者ディブで決定戦が内定している。試合は3月28日が有力と伝えられるが、4月に延びる可能性もある。