[試合結果]2014.11.7
WBCのミニマム級戦
 WBC世界ミニマム級タイトルマッチ、王者オズワルド・ノボア(32=メキシコ)対同級1位ワンヘン・メナヨーチン(29=タイ)の12回戦は6日、タイのチョンブリで行われた。
○ワンヘン・メナヨーチン(タイ)
 9回終了TKO
×オズワルド・ノボア(メキシコ)
 ワンヘン側が17万ドル(約1940万円)という最軽量級にしては破格の金額で落札してタイ開催が決まった試合。その大きな期待に応えようとワンヘンが前半から飛ばした。出遅れたノボアが中盤に追い上げる展開となったが、8回終了時の採点は76対76、77対75、79対73の2-0で挑戦者がリード。迎えた9回、ワンヘンのオーバーハンドの右が命中し、ノボアはあわやダウンという窮地に陥った。なんとか倒れることを拒んでインターバルに逃げ込んだノボアだったが、10回開始を前に棄権を申し出た。新王者ワンヘンは36戦全勝(12KO)、今年2月に熊朝忠(中国)を下して獲得した王座の2度目の防衛に失敗したノボアは20戦14勝(9KO)5敗1分。