[海外ニュース]2014.10.24
コロボフVSリーは12/13
マット・コロボフ
 WBO世界ミドル級王座決定戦、1位のマット・コロボフ(31=露/米)対4位アンディ・リー(30=英/アイルランド)が12月13日、米国ネバダ州ラスベガスで行われることになった。試合はティモシー・ブラッドリー(31=米)対ディエゴ・チャベス(亜=28)のアンダーカードとしてセットされた。
マット・コロボフ
 WBOのミドル級王座はピーター・クィリン(米)が持っていたが、指名挑戦者コロボフとの試合がロック・ネイション・スポーツによって落札されると、9月に入って突然ベルトを返上。これを受けコロボフと2位のビリー・ジョー・サウンダース(英)で決定戦を行うプランが浮上して、いったんは11月開催で話が内定した。ところがスーパーウェルター級のWBO王者デメトリアス・アンドレイド(米)がミドル級の王座決定戦に出場の意向を示したため、コロボフ対アンドレイド戦が浮上。しかし、のちにアンドレイドが翻意したため再び決定戦のカードは白紙に戻ってしまった。ここでコロボフの相手にサウンダースが再浮上したが、この時点でサウンダースは別の注目ファイトが決定していた。そのためリーに出番が回ってきたという経緯がある。コロボフを擁するトップランク社は、12月20日に計画したブランドン・リオス(米)対マイク・アルバラード(米)の人気カード第3戦のセミにミドル級王座決定戦を組み込もうとしたが、リオス対アルバラードⅢは来年1月開催が内定。そこで12月13日の興行に組み入れることになったという次第だ。元アマエリートのコロボフは24戦全勝(14KO)、リーは35戦30勝(23KO)2敗。サウスポー同士の対決となる。