[海外ニュース]2014.10.10
パッキャオがスパー開始
マニー・パッキャオ
米国時間の11月22日(日本時間23日)、中国特別行政区マカオでクリス・アルジェリ(30=米)との試合を控えるWBO世界ウェルター級王者マニー・パッキャオ(35=比)が、11日からフィリピンで本格的なスパーリングを開始する。身長180センチのアルジェリに合わせ、パートナーには長身選手ばかりが選ばれている。
マニー・パッキャオ
以前はパッキャオがフレディ・ローチ・トレーナーの住む米国西海岸に行って最終調整をするケースが多かったが、アジアでの試合の際は逆にローチ氏がフィリピンに来てチームに合流することが増えた。ローチ氏は今回のスパーリング・パートナーとして身長183センチのウェルター級マイク・ジョーンズ(米)、178センチのライト級スタン・マーティニオウク(エストニア/米)を起用。さらにWBC世界スーパーライト級1位、身長180センチのビクトル・ポストル(ウクライナ)も合流する予定になっている。こうした豪華メンバーを相手に、ローチ氏はアルジェリの左ジャブ対策、フットワーク対策を練ることになると話している。なお、パッキャオ対アルジェリの試合はWBO世界ウェルター級タイトルマッチとして挙行されるが、1階級下のアルジェリに合わせてウェルター級リミットよりも2ポンド(約1360グラム)軽い144ポンド(約65.3キロ)のキャッチウェート(契約体重)で行われる。