[海外ニュース]2014.9.26
GBPとTR 提携初仕事
 11月8日、米国ニュージャージー州アトランティックシティで行われるバーナード・ホプキンス(49=米)対セルゲイ・コバレフ(31=露/米)の前座で、オスカー・デラ・ホーヤ率いるゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)傘下のサダム・アリ(25=米)と、トップランク(TR)社傘下のルイス・カルロス・アブレグ(30=亜)というウェルター級の好カードが組まれた。
 もともとTR社の契約選手だったデラ・ホーヤだが、プロモート業に進出してからは古巣とライバル関係になり、ここ数年は犬猿の仲になっていた。久しく交流がなかったが、今年6月にGBPからリチャード・シェーファーCEOが退社する前後から関係修復の動きが出てきていた。11月8日のメインに出場するホプキンスはGBP、コバレフはメインイベンツ社傘下だが、前座でアリ対アブレグが組まれたことの意味は大きい。このまま完全雪解けとなるか注目される。なお、IBF7位のアリは20戦全勝(12KO)、WBC2位、IBF5位のアブレグは37戦36勝(29KO)1敗。ちなみに両者は4年ほど前にニューヨークのグリーソンズ・ジムで50ラウンドほどスパーリングをした間柄だという。