[海外ニュース]2014.8.19
M級戦 “驚額”の落札
ピーター・クィリン
 18日、WBO世界ミドル級王者ピーター・クィリン(31=米)と1位マット・コロボフ(31=露/米)の指名戦の興行権入札が行われ、新興プロモーターのロック・ネイション・スポーツ(RNS)が約190万ドル(約1億9430万円)で落札した。
マット・コロボフ
 入札にはクィリン側のゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)と、コロボフ側のトップランク(TR)社、そしてRNSの三者が参加した。GBPが120万7000ドル(約1億2310万円)、TRが51万5000ドル(約5250万円)を提示したのに対し、RNSは二者を大きく上回る190万4840ドルを提示してイベント開催権を手に入れた。このRNS社はディベラ・エンタテインメントを経てGBPでは役員を務めたデビッド・イツコビッチ氏が運営するスポーツ・マネージメント会社で、同社はすでにニューヨーク州とワシントンDCでプロモーター・ライセンスを取得しているという。31戦全勝(22KO)のクィリンと24戦全勝(14KO)のサウスポー、コロボフの試合は11月1日か8日、ニューヨークのバークレイズ・センターかワシントンDCで開催される見通しとなっている。