[海外ニュース]2014.8.18
ジェイコブスVSチュディノフ計画
 ミドル級のWBAレギュラー王者ダニエル・ジェイコブス(27=米)と、暫定王者ドミトリー・チュディノフ(27=露)の団体内統一戦計画が進行中と伝えられる。
 ジェイコブスは今月9日、米国ニューヨークでジャーロッド・フレッチャー(豪)に5回TKO勝ち、空位だった王座を獲得した。その数時間前、チュディノフはロシアで暫定王座の2度目の防衛戦に臨み、メーディ・ブーアドラ(仏)に3回TKO勝ちを収めている。この両陣営が11月に統一戦を行う方向で交渉のテーブルについているというのだ。ジェイコブスを擁するゴールデンボーイ・プロモーションズとテレビ局のショータイムが乗り気で、開催地も米国ニューヨークが候補に挙がっている。4年前、ジェイコブスはチュディノフと同じロシア人のドミトリー・ピログに5回TKO負けを喫しており、今回の統一戦が決まれば代理雪辱戦となる。戦績はジェイコブスが29戦28勝(25KO)1敗、チュディノフが16戦14勝(9KO)2分。なお、WBAのミドル級では、スーパー王者として11連続KO防衛中のゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)が君臨している。