[予備検診]2013.12.28
内山、驚異の胸囲
内山高志
大晦日に大田区総合体育館で開催されるスーパーフェザー級ダブル世界戦の予備検診が28日、都内のホテルで行われた。最初に検診を受けたのは、日本人対決で注目を集めるWBA世界王者の内山高志(ワタナベ)と挑戦者で日本王者の金子大樹(横浜光)。
内山の検診
リーチと身長の差に関しては特に気にならないと話した内山は前回の防衛戦から7ヶ月のブランクがあるが「しっかりとフィジカルトレーニングができた。悪い体勢からでも強いパンチが打てるようになった」と、体幹バランスがアップしたことを明かした。
笑顔の内山
また、前回よりも1.5cm太くなった首周りに関して、打たれ強くなるという科学的根拠はないとしながらも、首の強化をしてきたことを明かした。
金子の検診
一方の挑戦者はリーチで2cm、身長で2.5cmチャンピオンを上回ったことに関して「特に気にならない」と、やや緊張した面持ちで話すと「いよいよだなと思っています。怪我もなくこれたのであとは油断しないで備えて大舞台を楽しみます」と、意気込みを語った。
金子は少し緊張
会見に同席した横浜光ジムの石井一太郎会長も「金子が一回り大きいと思っていたので、そうだろうな、という感じですね」と話したとおり、検診結果には特に驚いた様子は見られなかった。また、岡正和トレーナーは「実際に向き合ってみないとリーチの差はわからない」と付け加え、ボクサーの距離感と数字上のリーチ差の違いを説明した。
左:岡トレーナー 右:石井会長
大晦日ダブル世界戦
スーパーフェザー級
WBA世界戦
■予備検診結果
王者:内山高志
身長:172cm
胸囲:100cm
首周:38.5cm
リーチ:182cm
血圧:136/80mm/Hg
脈拍:75/min
体温:36.7℃
挑戦者:金子大樹
身長:174cm
胸囲:91cm
首周:38.0cm
リーチ:184.5cm
血圧:140/74mm/Hg
脈拍:50/min
体温:36.6℃
スーパーフェザー級
WBC世界戦
■予備検診結果
王者:三浦隆司
身長:169.5cm
胸囲:90cm
首周:37.0cm
リーチ:178.0cm
血圧:122/74mm/Hg
脈拍:51/min
体温:36.4℃
挑戦者:ダンテ・ハルドン
身長:172.5cm
胸囲:94cm
首周:38.5cm
リーチ:173cm
血圧:110/78mm/Hg
脈拍:88/min
体温:36.6℃
スーパーフェザー級
WBA世界戦
■予備検診結果
王者:内山高志
身長:172cm
胸囲:100cm
首周:38.5cm
リーチ:182cm
血圧:136/80mm/Hg
脈拍:75/min
体温:36.7℃
挑戦者:金子大樹
身長:174cm
胸囲:91cm
首周:38.0cm
リーチ:184.5cm
血圧:140/74mm/Hg
脈拍:50/min
体温:36.6℃
スーパーフェザー級
WBC世界戦
■予備検診結果
王者:三浦隆司
身長:169.5cm
胸囲:90cm
首周:37.0cm
リーチ:178.0cm
血圧:122/74mm/Hg
脈拍:51/min
体温:36.4℃
挑戦者:ダンテ・ハルドン
身長:172.5cm
胸囲:94cm
首周:38.5cm
リーチ:173cm
血圧:110/78mm/Hg
脈拍:88/min
体温:36.6℃