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[海外ニュース]2013.9.28

「私は負けない」とアブリル

「私は負けない」とアブリル
 「日本での試合だが不安はない。私は負けないよ」――11月10日、東京・両国国技館で元世界2階級制覇王者ホルヘ・リナレス(28=帝拳)の挑戦を受けるWBA世界ライト級王者リチャード・アブリル(31=キューバ/米)が、メディアに初防衛戦を前に決意を語った。
 アブリルは11年10月に暫定王座を獲得。12年4月にはブランドン・リオス(米)との正規王座決定戦に臨んだが、同情の声が出るほどの際どい判定負け。しかし、リオスが体重超過だったため暫定王座が剥奪されることはなかった。今年3月、あらためて行われたシャリフ・ボーゲリー(ウガンダ/米)との決定戦で判定勝ちを収め、晴れて正王者に昇格した。デビューから8年が経つが、その割に22戦(18勝8KO3敗1分)と試合数は少ない。前述のとおり最近の2年も2試合とスローペースだ。「誰も私と戦いたがらないのさ。相手探しが難しく、フラストレーションが溜まるよ。今回、リナレスとの試合が決まり満足している。日本? まったく不安はないよ。私はどこで誰と戦おうと恐れることはないからね。今度も負けないよ」。11月10日のリングに注目したい。