[公開練習]2013.7.19
アポリナリオ「6Rまでに倒す」
アポリナリオの公開練習
WBA世界バンタム級タイトルマッチを4日後に控えた19日、亀田興毅(26=亀田)に挑む3位のジョン・マーク・アポリナリオ(23=比)が都内のジムで公開練習に臨んだ。練習後、アポリナリオは「6ラウンドまでに倒す」と静かにKO宣言をした。
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試合の4日前ということもあり、練習は軽めだった。シャドーボクシングに始まり、スリッパ履きのトレーナー相手に5ラウンドのミット打ち、パンチングボール、ロープ跳びなど約1時間で切り上げた。発達した筋肉質の上体が目を引いたが、体重はリミット(118ポンド≒53.5キロ)を3ポンド(約1360グラム)オーバーしているだけという。亀田の試合はポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)戦など3試合の映像を見たといい、「たぶんボディが弱いと思う」と指摘した。作戦については「ジャブをはじめ手数を出してポイントを稼ぐ」と話したが、その一方で「6ラウンドまでにはKOする。得意の右フックが当たればKOできる」と自信もみせた。
会見の模様
「アイスマン」というニックネームがあるが、これは以前にアイスを扱う仕事をしていたことと、試合中でもクールなことに由来しているのだという。「パンチで亀田を凍らせるのか」という問いには珍しく笑顔をみせ「なんともいえないよ」と小さな声で答えていた。
ミット打ちを披露
亀田とアポリナリオは21日の調印式と22日の計量を経て、23日に東京ビッグサイトで拳を交える。
アイスマンの実力は