ボクシングモバイルニュース
[ニュース]2013.5.26

IBF総会が閉幕

親書を読む一生氏
 21日から開会したIBF(国際ボクシング連盟)の第30回年次総会は、日本からも初めて関係者が参加。日本時間24日の総会では、日本プロボクシング協会の渉外担当として派遣された八王子中屋プロモーションの中屋一生氏が、大橋秀行協会長の親書を読み上げ「日本にはプロモーターの協会が存在し、コミッションと協調の姿勢を保っている」と独自の体制を説明した。
JBC島川氏と握手を交わす高山
 国内選手では唯一総会に出席したIBF世界ミニマム級王者・高山勝成は、JBC関係者と改めて親睦を深め、日本におけるJBC管轄下での活動に合意した模様だが、詳しい情報は入っていない。
中村審判員の姿も
 また、昨年の最多IBF王座防衛の一人として表彰された現WBA・IBF・WBO世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)は、「これが最後の表彰にならないように」と、今後のさらなる活躍を述べた。
クリチコも参加
 現IBF王者で出席したのは高山とクリチコのみで、最大王者と最少王者の貴重なショットが撮られた。
バード,高山,クリチコ
 高山の右隣には、バルセロナ五輪でライトヘビー級銀メダルを獲得後、プロでヘビー級に転向しWBO・IBF同級王者となったものの、両王座ともクリチコに奪われたクリス・バード(米)の姿が。クリチコは「バードとの試合は決して楽ではなかった」とバードを讃えていた。
ピープルズ会長も含め記念撮影
 5日間に渡る総会も昨日閉幕。新規加盟の日本を印象づけることには、ひとまずの成功を収めたようだ。