[動画・前日計量]2012.12.20
もう一つの注目カード
松井亮介(ワタナベ)VS清野航(石橋)
21日の「DANGAN.64」でダブル日本タイトルマッチに注目が集まるなか、ボクシングモバイルは、当日行われる第1試合のカードに注目した。共に戦歴は1戦1敗(※1KO負け)。初勝利を目指す両ボクサーの戦いだが…。
■DANGAN.64
松井亮介(ワタナベ)VS清野航(石橋)
■日時:12月21日(金)17:50
■会場:後楽園ホール
■DANGAN.64
松井亮介(ワタナベ)VS清野航(石橋)
■日時:12月21日(金)17:50
■会場:後楽園ホール
松井亮介(ワタナベ)
20日、前日計量に訪れた松井亮介(ワタナベ)は計量を72.4kgでクリアすると「明日は頑張ります」と一点の曇りもない晴れやかな笑顔で語った。
国内プロボクサーの規定により、特例以外は37歳が引退年齢と定められている。松井選手は現在36歳。試合の翌日12月22日に37歳の誕生日を迎えるためプロボクサー引退となる。歯医者を経営する傍ら、6年前にプロデビューし、初戦で失神KO負けを喫した。以後、ボクシングから距離を置くこととなる。いわゆる太った中年となっていた。しかし昨年末、ふとした会話の中から、まだまだやれると奮起すると2度目のリングに向けトレーニングを開始。20kg以上の減量にも成功。今年の夏、松井選手は「やればできるのを証明する」と真剣に話した。12月初旬「一皮も二皮も剥けました。ボクサーじゃないと分からないと思いますけど。やっぱり練習してきて良かったですね」と目を輝かした。この時、昨年の面影は消えていた。「ボクシングは危険が伴うスポーツなので、人にお勧めはしません。それに僕はボクサーの端くれだけど、それでも、やっぱりボクシングが楽しいからやるんだと思います。」と周囲の反対も押し切って人生最後のリングに上がる。さあ、リングの上に何を見つけるか―。
国内プロボクサーの規定により、特例以外は37歳が引退年齢と定められている。松井選手は現在36歳。試合の翌日12月22日に37歳の誕生日を迎えるためプロボクサー引退となる。歯医者を経営する傍ら、6年前にプロデビューし、初戦で失神KO負けを喫した。以後、ボクシングから距離を置くこととなる。いわゆる太った中年となっていた。しかし昨年末、ふとした会話の中から、まだまだやれると奮起すると2度目のリングに向けトレーニングを開始。20kg以上の減量にも成功。今年の夏、松井選手は「やればできるのを証明する」と真剣に話した。12月初旬「一皮も二皮も剥けました。ボクサーじゃないと分からないと思いますけど。やっぱり練習してきて良かったですね」と目を輝かした。この時、昨年の面影は消えていた。「ボクシングは危険が伴うスポーツなので、人にお勧めはしません。それに僕はボクサーの端くれだけど、それでも、やっぱりボクシングが楽しいからやるんだと思います。」と周囲の反対も押し切って人生最後のリングに上がる。さあ、リングの上に何を見つけるか―。
清野航(石橋)
対戦者となる清野航(石橋)は、72.0kgのアンダーで計量をパス。同じく、2度目のリングとなる清野選手は、今年デビューした23歳のルーキー。初戦、ダウンを奪うものの、2度のダウンを返され、奇しくも敗戦。明日の対戦に向け、「やってきたことを、全て出し切れるように頑張りたいです。支えてくれた人たちもいるので頑張りたいと思います」と初勝利に向けての意気込みを語った。
ボクシング人生初勝利を目指す両者。勝っても負けてもこの試合が最後の松井か―、今後積み重ねるであろう白星の最初の一つをこの試合にかける清野か―。中年の底力vs青年の向上心。6年ぶりに最後のリングに上がる松井選手と、ボクシング人生を歩み始めたルーキー清野選手が、互いに生涯忘れることのない大切な一戦。ボクシングモバイルはこのカードにも注目したい…
ボクシング人生初勝利を目指す両者。勝っても負けてもこの試合が最後の松井か―、今後積み重ねるであろう白星の最初の一つをこの試合にかける清野か―。中年の底力vs青年の向上心。6年ぶりに最後のリングに上がる松井選手と、ボクシング人生を歩み始めたルーキー清野選手が、互いに生涯忘れることのない大切な一戦。ボクシングモバイルはこのカードにも注目したい…