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[記者会見]2012.6.7

天国と地獄

最終会見
 6月9日(日本時間10日)米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われるWBO世界ウェルター級タイトルマッチ、王者マニー・パッキャオ(比)対ティモシー・ブラッドリー(米)が決戦を3日後に控え最終会見を開いた。

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フレディ・ローチ
 トップランク社のボブ・アラム氏の紹介で最初に壇上にあがったのは、ブラッドリーのトレーナーを務めるジョエル・ディアス氏。「ボクシングは時に大番狂わせが起こる。今週末には10年に一度の大番狂わせが起きるので見逃さないように。」と話すとパッキャオのトレーナーで世界最高のトレーナーとも言われるフレディ・ローチ氏は「ブラッドリーは無敗で強敵ではある。しかし、こちらもいろいろとありながらも100%に仕上げてきたので当日結果がどうなるか楽しみだ」とコメント。
再戦チケットをかかげるブラッドリー
 挑戦者でWBO世界スーパーライト級王者のティモシー・ブラッドリーは「トレーニングキャンプは地獄のようだった。こんなに練習をしたことがないぐらい練習したので、準備は出来ている」とコメントすると、勝利した場合に内定しているとも言われている再戦のポスターと特大チケットを披露した。
マニー・パッキャオ
 そして最後に上がったパッキャオはブラッドリーのコメントを皮肉り「トレーニングキャンプは天国だった」と集まったメディア関係者の笑いを誘いつつも「ブラッドリーはまだ若くてハングリー。だから周りに止められるほど練習をしてきた。すばらしい試合になると思う」と話した。