[インタビュー]2026.8.22
伊藤千飛が初防衛戦で見せる攻撃哲学
V1戦に臨む伊藤千飛(真正)
WBOアジアパシフィック・バンタム級王者の伊藤千飛(21=真正)は、9月5日(土)、後楽園ホールで開催される「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT.47」のメインイベントで、同級13位のクレア・ビィラロサ(比)を迎えて初防衛戦に臨む。
伊藤は、今年4月の王座決定戦で初回KO勝ちを収め、プロ6戦目で戴冠。世界ランキング入りを果たし、激戦区バンタム級に新世代の到来を強く印象付けた。
WBA世界バンタム級王者の増田陸(28=帝拳)、WBO世界スーパーフライ級王者の寺地拳四朗(34=BMB)ら世界王者とのスパーリングを重ね、国内トップレベルの緊張感の中で腕を磨いてきた。初回から倒しにいく姿勢を打ち出す21歳の王者は、初の後楽園ホールのメインで、見る者の記憶に残るKOを狙う。
■本日(取材日:8月11日)の練習を見させてもらいましたが、集中して濃密な練習をしていました。今日は12ラウンドでしたが、そこまで長いわけではないのには理由があるのでしょうか?
伊藤 本来は10ラウンドですが、マスボクシングがプラスされたので12ラウンドでした。ダラダラせずに集中してやるという会長の方針ですね。
■試合までは、ジムワークが中心でしょうか?
伊藤 あと一度だけ関東に行きます。RE:BOOTジムで石井渡士也選手とスパーリングをさせてもらいます。会長が、「噛み合うと思う」と、ずっとさせたいと言っていて、自分もやってみたいですと。前回、山﨑選手(山﨑海斗=六島)のスパーリングパートナーをさせていただいたのですが、山﨑選手の調子が良かったので、どんな試合になるんだろうと思っていたら、石井選手が圧倒したので、やりたいなと思いました。
■伊藤選手は、増田陸選手や拳四朗選手といった世界チャンピオンとスパーリングをしているということですが、これだけ強い相手だと、自分が試したいと思う技術を試させてもらえないのではないでしょうか?
伊藤 何度も手を合わせたら、分かってくるというか。会長に言われたことができるようになってきます。しかし、何度やっても怖さがあり、緊張感のある練習をさせてもらっています。
■増田陸選手(帝拳)と拳四朗選手(BMB)では、スタイルが全く違います。
伊藤 増田選手は、スタミナというより精神的にしんどいです。拳四朗選手は、最初にパートナーを務めたのがライトフライ級の時で、スーパーフライ級になってからもさせてもらいましたが、パンチ力がすごかった。パンチがすごいのに足のステップが速いので、本当にしんどかったです。良い勉強になっています。
■挑戦者の映像は、すでに見たと思いますが。
伊藤 はい。SNSでフィリピン人の方から「こいつ(ビィラロサ)がやりたいと言っているぞ」とメッセージがきたので、会長に見せたら「この選手に決まるぞ」と。フィリピン人らしいスタイルではなく、下がりながらボクシングもできるし、いきなり振り回してきます。初回から倒しにいこうと思います。
■伊藤選手は、特に序盤の強さが目を引きます。
伊藤 スパーリングでも、あまり様子見をしなくて。「攻撃は最大の防御」。これは昔からの父の教えですね。
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伊藤は、今年4月の王座決定戦で初回KO勝ちを収め、プロ6戦目で戴冠。世界ランキング入りを果たし、激戦区バンタム級に新世代の到来を強く印象付けた。
WBA世界バンタム級王者の増田陸(28=帝拳)、WBO世界スーパーフライ級王者の寺地拳四朗(34=BMB)ら世界王者とのスパーリングを重ね、国内トップレベルの緊張感の中で腕を磨いてきた。初回から倒しにいく姿勢を打ち出す21歳の王者は、初の後楽園ホールのメインで、見る者の記憶に残るKOを狙う。
■本日(取材日:8月11日)の練習を見させてもらいましたが、集中して濃密な練習をしていました。今日は12ラウンドでしたが、そこまで長いわけではないのには理由があるのでしょうか?
伊藤 本来は10ラウンドですが、マスボクシングがプラスされたので12ラウンドでした。ダラダラせずに集中してやるという会長の方針ですね。
■試合までは、ジムワークが中心でしょうか?
伊藤 あと一度だけ関東に行きます。RE:BOOTジムで石井渡士也選手とスパーリングをさせてもらいます。会長が、「噛み合うと思う」と、ずっとさせたいと言っていて、自分もやってみたいですと。前回、山﨑選手(山﨑海斗=六島)のスパーリングパートナーをさせていただいたのですが、山﨑選手の調子が良かったので、どんな試合になるんだろうと思っていたら、石井選手が圧倒したので、やりたいなと思いました。
■伊藤選手は、増田陸選手や拳四朗選手といった世界チャンピオンとスパーリングをしているということですが、これだけ強い相手だと、自分が試したいと思う技術を試させてもらえないのではないでしょうか?
伊藤 何度も手を合わせたら、分かってくるというか。会長に言われたことができるようになってきます。しかし、何度やっても怖さがあり、緊張感のある練習をさせてもらっています。
■増田陸選手(帝拳)と拳四朗選手(BMB)では、スタイルが全く違います。
伊藤 増田選手は、スタミナというより精神的にしんどいです。拳四朗選手は、最初にパートナーを務めたのがライトフライ級の時で、スーパーフライ級になってからもさせてもらいましたが、パンチ力がすごかった。パンチがすごいのに足のステップが速いので、本当にしんどかったです。良い勉強になっています。
■挑戦者の映像は、すでに見たと思いますが。
伊藤 はい。SNSでフィリピン人の方から「こいつ(ビィラロサ)がやりたいと言っているぞ」とメッセージがきたので、会長に見せたら「この選手に決まるぞ」と。フィリピン人らしいスタイルではなく、下がりながらボクシングもできるし、いきなり振り回してきます。初回から倒しにいこうと思います。
■伊藤選手は、特に序盤の強さが目を引きます。
伊藤 スパーリングでも、あまり様子見をしなくて。「攻撃は最大の防御」。これは昔からの父の教えですね。
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