[記者会見]2025.7.30
高田勇仁と松本流星が世界のベルトを懸けて火花を散らす!
WBA世界ミニマム級王座決定戦
WBA(世界ボクシング協会)ミニマム級王座決定戦の記者会見が30日、東京ドーム内のblue-ing!(ブルーイング)で行われ、同級1位の高田勇仁(27=ライオンズ)と同級2位の松本流星(27=帝拳)がタイトルへの熱い思いを語った。ミニマム級のトップを走ってきた2人が、ついに世界のベルトを懸けて激突する。
試合は9月14日(日)、名古屋IGアリーナで開催される「NTTドコモ presents Lemino BOXING」で行われ、その模様はLeminoで無料ライブ配信される。
この日のメインイベントは、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(32=大橋)がムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)を迎え撃つ注目の一戦。
高田勇仁(ライオンズ)
世界初挑戦を心待ちにしていた高田勇仁は、「ライオンズジム初のチャンピオンになります。相手は上下の打ち分けが上手く、左ストレートが強い選手ですが、このような大きな舞台で試合をさせてもらえることに感謝しています。叩き上げでも世界チャンピオンになれるところを証明します。盛り上がる試合になります」。
初の世界挑戦となる高田は、ジムの歴史を変える覚悟で臨む構えだ。
松本流星(帝拳)
勢いに乗る名門帝拳ジムの松本流星は、「世界的に注目されているイベントなので、しっかりとアピールしたいです。高田選手のことは、日本チャンピオンの頃から見ていて、気持ちが強い選手だと感じています。インパクトのある勝ち方を見せたい。ここを勝って、WBAスーパーチャンピオンでWBC王者でもあるコラーゾとの試合につなげたい。無視できない存在になります」。
WBAの空位王座を懸けた一戦。勝者は、2冠王者コラーゾへの挑戦に名乗りを上げることになる。