[試合後談話]2025.6.7
松本流星! 世界へ大きく前進
世界に向けた大切な試合
日本ミニマム級チャンピオンの松本流星(27=帝拳)が7日、後楽園ホールで開催された「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT 33」のメインイベントに登場、106lb契約10回戦で、ジョン・ケビン・ヒメネス(20=比)と対戦した。
左ボディ2発で仕留めた!
中間距離から鋭く切り込んだ松本が、左ボディでダウンを奪うと、立ち上がったヒメネスに左ボディをみぞおちに打ち込みダウンを追加。膝をついて立ちあがろうとしたヒメネスだったが、立ち上がれず。松本がしっかりと世界をアピールした。
KO勝利、次は世界か!
試合後のフラッシュインタビューで松本は「KOは、狙ってはなかったんですけど、虎旦がいい倒し方をするんで」と、セミファイナルで右ボディ一発で仕留めた同門の金子虎旦(帝拳)に刺激を受けたことを明かした。「負けられない試合だった。プレッシャーはありました。距離を潰して打った」と、世界前哨戦となり得る大事な試合を振り返った。
控え室に戻って、一息ついた松本は、「最初はやりにくかった。パンチを警戒していたので、距離が遠かったが、少しずつ相手のパンチが落ちてきて、見えてきたので、ガードを固めて中で勝負しようと思った。判定まで行くとも思ったが、試しに行ってみたらどうかな、という段階で仕留められた」と、左ボディで仕留めたシーンを振り返った。
世界挑戦に確かな自信を示した!
今後に関して、長いラウンドを戦うことを課題に挙げたが、「練習で補う」とし、「日本人で世界を期待されるのは、自分だけだと思うので、いいアピールができたと思う。いつでもいける」と、世界挑戦に向けて、確かな自信を口にした。
JKヒメネス(比)
試合後に控え室に戻ったヒメネスは、「最初の左ボディは、耐えられたが、2発目はみぞおちに入ったので効いた」と、悔しがった。