○セレスティーノ・カバジェロ(パナマ)
　12回判定(3対0)
●ジョナサン・バーロス(亜)

　両者は今年7月初旬、アルゼンチンのコルドバで対戦。バーロスは2度のダウンを喫しながら幸運な判定に救われて王座を防衛している。その判定が問題になったために実現したダイレクト・リマッチだが、今度はカバジェロがスタートから積極的に仕掛けて出て、着実にポイントを奪っていった。11回にはバーロスをダウン寸前にまで追い込むなど、カバジェロは危なげなく試合を支配して12ラウンドを戦い終えた。採点は116対111、118対111、116対112の3-0。
　2階級制覇を達成した35歳のカバジェロは、39戦35勝(23KO)4敗。3度目の防衛に失敗した27歳のバーロスは、36戦33勝(18KO)2敗1分。