[ 前日計量]2017.11.3
Sバンタム級挑戦権を懸け明日激突!
挑戦権を争う中川と石本
明日4日の後楽園ホールで1位の中川勇太(角海老宝石)と2位の石本康隆(帝拳)が日本スーパーバンタム級王座の挑戦権を争うが、その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、ともにリミットの55.3kgでクリアした。
明日は作戦あり?
挑戦権を得て来年のチャンピオンカーニバルで初のタイトル挑戦を目指す中川は、「才能がない自分だったが、その分ない頭を使って努力してきた。元チャンピオンと戦えることは光栄」と話し、「思う存分に戦って絶対に勝ちます」と必勝を誓った。
久我へのリベンジに燃える石本
一方、今年2月にベルトを奪った久我勇作(ワタナベ)へのリベンジに燃える36歳、前王者の石本は、中川を「身長が高くリーチの長いアウトボクサー。リズムに乗せると厄介」と警戒しつつも、「先にペースを掴み、KOでも判定でも圧勝したい。(久我に)リベンジするためにも挑戦権を手に入れたい」と意気込んだ。
KO決着必死の竹迫vs福本
また、1位の福本祥馬(角海老宝石)と2位の竹迫司登(ワールドスポーツ)の間で行われる日本ミドル級挑戦者決定戦は、両者ともリミットの72.5㎏を100gアンダーでクリア。福本は「パンチがあって勢いのある相手。初回から気が抜けないが、練習してきたことを出して何がなんでも勝つ」。ここまで6戦全勝6KOの竹迫は「仕上がりは良い。相手はリーチが長いので距離に気をつけたい。強い相手を倒してこそ認められると思うので、KOにこだわりたい」と気合いを入れた。