[前日計量]2016.10.21
明日は賞金100万円を目指した戦い
左:杉田 右:東上
勝者が来年のチャンピオンカーニバルで日本タイトルに挑戦することができる「最強後楽園ミリオンマッチ」は挑戦権とMVPには賞金100万円が与えられる。スーパーフェザー級8回戦、同級3位杉田聖(26=奈良)と同級4位東上剛司(36=ドリーム)の前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、両者とも無事に秤を降りた。
試合を楽しみたい
4月に尾川堅一(27=帝拳)の持つタイトルに挑戦して以来の再起戦となる杉田は100gアンダーの58.8kgでパス。東上の印象を「好戦的でやりにくそうだがイメージにとらわれ過ぎず自分のボクシングを心掛けたい」とコメント。2戦続けての後楽園ホールでの試合に「聖地でしっかり勝ってもう一度タイトル戦がしたい」と意気込んだ。
100万円を狙う
32戦目にしてチャンス到来となった東上はリミットちょうどの58.9kgで一発クリアした。横に並んだ杉田を見て「計量の時は小さく見えるが明日になったら体重も増えてきて大きくなっているはず。それは自分も同じなので気にしていない」と感想を口にした。「今回は本当に調子が良い。明日の試合は期待し
ていてください」と最後は笑顔を見せた。