[公開練習]2015.12.19
八重樫「覚悟を決めた」
バック打ちでは快音を響かせた
年末の東京・有明コロシアムでIBF世界Lフライ級王者ハビエル・メンドーサ(メキシコ)に挑む同級8位の八重樫東(32=大橋)が、試合まで10日と迫った19日に所属ジムで練習を公開。シャドーやミット打ちでたっぷりと汗を流し好調をアピールした。
完璧な仕上がりと大橋会長
練習前の会見で大橋秀行会長は、「昨年のLフライ級挑戦(ペドロ・ゲバラ/メキシコとのWBC王座決定戦)時より良い仕上がり。サウスポーのメンドーサは強いパンチに連打もあって恐いチャンピオンだが、八重樫も良いスパーリングが出来ている。最高の状態で臨めるはず」と信頼を寄せた。
わがままに応えてくれた会長に感謝
これに八重樫も「左対策、ウェイトを含めてしっかりと準備が出来ている。最後まで気を抜かずに集中したい。どんな展開でも厳しい戦いになるとは思うが、気持ちが一番のポイント。覚悟を持って挑みたい」と応え、自身がこだわったLフライ級での挑戦に感謝した。
どんな展開であれ打ち合いになる
勝てば3階級制覇をはたすが、それよりも一度は失敗したこの階級で戦えることを証明したいとする八重樫。「年齢の分だけ積み重ねたものがある。それを上手く出したい」と笑顔を見せ、練習では松本好二トレーナーと徹底したボディ打ちの確認に余念がなかった。
あとは最終調整を残すのみ