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[予備検診]2015.9.25

あとはリングで見せるだけ

高山と原の予備検診
 9月27日(日)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催されるIBF世界ミニマム級タイトルマッチの予備検診が25日、王者の高山勝成(仲里)が大阪で、同級10位の原隆二(25=大橋)が東京でそれぞれ行われた。
王者・高山
 検診を終えた高山は「試合が楽しみですね。検診結果は特に気にする数字はありませんね」と今回の試合で通算14回目の世界戦とあっていつも通りに落ち着いた表情で心境を語った。「明後日はボクシングの技術の勝負になるでしょう。原選手もがむしゃらにベルトを獲る気持ちでくるでしょうからそれを上回る気持ちで戦います」と臨戦態勢は整っている様子を見せた。
挑戦者・原
 一方、これが世界タイトル初挑戦になる原は「ここまで良い練習ができました。(高山について)特に印象はない」と言葉数は少なく、答えはリングの上で見せると言わんばかりだった。
可能性に懸ける
 同席した大橋秀行会長は「いつもは減量がキツく、脈拍が高いのだが今回はそれがなかった。ここまで調整は完璧」と愛弟子の調子の良さに自信を見せたが、「良い試合はできるかもしれないが、勝てるかはわからない。少ない可能性に懸ける」と先日の発表会見と同様、慎重な言葉を選んだ。
■健診結果
王者・高山勝成(仲里)
身長:157.9cm
頸周:33.1cm
胸囲:84.2cm
リーチ:157cm
血圧:117/66mm/HG
脈拍:53/min
体温:36.4℃

挑戦者・原隆二(大橋)
身長156.0cm
頸周:34.0cm
胸囲:76.5cm
リーチ:154.0cm
血圧118/70mm/HG
脈拍61/min
体温:36.7℃