ボクシングモバイルニュース
[世界戦発表会見]2015.8.6

井岡「最強を証明する」

3階級制覇王者
 4月に念願の3階級制覇を達成したWBA世界フライ級王者の井岡一翔(26=井岡)が6日、大阪市内の井岡ジムで次戦の発表会見を行った。
 試合は9月27日、大阪府立体育会館第1競技場。対戦相手は同級12位のロベルト・ドミンゴ・ソーサ(30=アルゼンチン)戦績は29戦26勝(14KO)2敗1分。地域タイトルを多数獲得している猛者だ。
笑顔の王者
 笑顔で会見の席についた井岡は「4月に王座に返り咲いて、久しぶりに挑戦者を迎えることとなります。この階級でも最強を証明するためにも全てにおいて高い意識を持って練習していきたいと思います」と次戦への意気込みを語った。
 対戦相手については「元々1階級上の選手ですが、南米特有の腕の長さだったり、ちょっとしか見ていませんが、ストレートが伸びてくる印象でした。これから会長と研究して準備していきます」と分析した。
井岡一法会長
 会見に同席した井岡一法会長は「4月もそうやったけど今回も南米の選手やから腕が長い。まあ、今回はボディ打ちを練習していくつもり。王者としてKOかTKOを狙いにいって大晦日のビックマッチにつながるよう今から2人で努力していきます」とKO決着を誓った。
 また、この日は同じ会場の第2競技場で正午から新人王西軍代表決定戦が行われる。井岡ジムからはスーパーフライ級で玉田汐響(井岡)が勝ち上がっていることに触れ「1日中ボクシングや、体がもたへんで」と記者の笑いを誘った。
井岡弘樹協会長
 同じく会見に同席した井岡弘樹西日本協会長は「4月に3階級制覇してくれましたが、これをバネにこれからももっと強くなると思うので、みなさん応援よろしくお願いします」とアピールした。
ロベルト・ドミンゴ・ソーサ(30)
 試合当日は井岡の祖母ミツ子さん(70)の71回目の誕生日ということで井岡は「勝っておばあちゃんに勝利をプレゼントします」と井岡の試合は欠かさずリングサイドで檄を飛ばす祖母への勝利を誓った。
チーム井岡