ボクシングモバイルニュース
[ニュース]2010.3.24

トリプルタイトル予備検診

亀田興毅
 今月27日に開催されるWBC世界トリプルタイトルマッチ、フライ級正規王者・亀田興毅(亀田)、暫定王者ポンサレック・ウォンジョンカム(タイ)、ミニマム級王者オーレドン・シッサマーチャイ(タイ)、挑戦者同級3位・黒木健孝(ヤマグチ土浦)の予備検診が24日、後楽園ホールで執り行われた。
 4選手とも調整は万全の模様で身体に異常なし。27日の世界戦に向け、それそれ抱負を語った。
ポンサレック・ウォンジョンカム
■検診結果
亀田興毅(亀田)
身長165cm・リーチ167cm・血圧114/76mm/Hg・脈拍45/min・体温36.1℃


ポンサレック・ウォンジョンカム(タイ)
身長162cm・リーチ161cm・血圧130/75mm/Hg・脈拍45/min・体温36.4℃


オーレドン・シッサマーチャイ(タイ)
身長160cm・リーチ160cm・血圧113/69mm/Hg・脈拍40/min・体温36.5℃


黒木 健孝(土浦)
身長160cm・リーチ164cm・血圧116/78mm/Hg・脈拍67/min・体温36.6℃

亀田興毅
亀田「(試合に向け)非常に落ち着いている。減量もいつもと同じ。気分は盛り上がっていないが、それは前回も同じ。当日になったらスイッチを入れる。ここまでは完璧に仕上がった。あとは自分のボクシングをするだけ。(ポンサクレックについて)今の俺の方が格上。最高のコンディションで来い!正々堂々と叩きつぶす。フライ級No.1は俺だというところを見せる」

ポンサレック・ウォンジョンカム
ポンサレック「(試合に向け)盛り上がっている。この階級の真の王者が決まる!減量も問題ない。(亀田について)フェアに戦い、タイミングがきたらKOで倒す。以前スパーリングに呼ばれた時、年長者を尊ばない亀田に怒りを感じたことがある。どちらが強いかリングの上で見てほしい」

オーレドン・シッサマーチャイ
オーレドン「(試合に向け)何も問題ない。準備万端。日本で初めての試合で嬉しい。良い試合を見せたい。(黒木について)愛らしいと思ったが、リングの上で会ってみないと判らない。タイの為に全力を尽くしベルトを持ち帰る」

黒木健孝
黒木「(試合に向け)初の世界挑戦だが、日本タイトル(三澤戦)を戦った時のほうが緊張した。一生懸命戦い、絶対ベルトを獲ります。(オーレドンについて)イケメンですね。あまり大きくも感じなかった。威圧感も…、減量の影響でお互いに干からびていましたからね。頭が当たったらごめんなさい。勝つ自信は51%」