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ウェルター級とスーパーウェルター級のWBA、WBC王座を保持しているスーパースター、フロイド・メイウェザー(37=米)の次戦は9月13日に米国内で行われる予定だが、その相手候補として5月に対戦した前WBA世界ウェルター級王者マルコス・マイダナ(30=亜)が急浮上してきた。
マルコス•マイダナ
メイウェザーの次戦候補としては元WBA、IBF世界スーパーライト級王者アミール・カーン(英)やウェルター級のIBF王者ショーン・ポーター(米)らの名前も挙がっていたが、ともに交渉は不調に終わったようだ。再戦の可能性についてマイダナも「交渉中」とツイートしており、両陣営が詰めに入っているものと思われる。
もともと9月13日という日程は試合をペイ・パー・ビュー(PPV=有料視聴)で放送するショータイムが押さえてある日程で、開催地はラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナが有力とみられていた。しかし、7年前から手を組んできたゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)からリチャード・シェーファーCEOが6月2日に退社したため、メイウェザー・プロモーションズ(MP)はGBPとの提携を見直すと公表していた。ところがMPはネバダ州ではプロモーター・ライセンスを持っていないため、9月のイベントには間に合わない。こうしたなか、このほどMPはニューヨークでプロモーター・ライセンスを取得したと伝えられる。「9月13日、ニューヨークのバークレイズ・センターでマイダナと再戦」という線が有力となってきたが、はたして…。