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リミットまであと2.5ポンド(約1.26キロ)――5月31日に中国特別行政区マカオで5階級制覇を狙ってWBA世界フェザー級スーパー王者シンピウェ・ベチェカ(33=南ア)に挑むノニト・ドネア(31=比/米)が、30日の計量に向けて調整を続けている。
ノニト・ドネア
23日、ドネアは世界挑戦の経験を持つシルベスター・ロペス(比)らを相手に9ラウンドのスパーリングを行い、実戦の即したトレーニングを切り上げた。以後は疲労を抜きながら減量に努めており、25日の時点で128.5ポンド(約58.2キロ)と、リミットまで2.5キロに迫っているという。昨年4月のギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)戦では直前に7ポンド(約3.1キロ)、再起戦となった11月のビック・ダルチニャン(アルメニア/米)戦でも5ポンド(約2.25キロ)を急激に落としたと伝えられるだけに、今回は慎重に体重調整に努めていることがうかがえる。オッズは依然として5対1でドネア有利が続いており、ベチェカの勝利は4倍、引き分けは28倍の配当となっている。