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7月21日の「海の日」に地元・岡山武道館で4度目の防衛戦に臨むOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の和氣慎吾(26=古口)が26日、岡山県北区のフジワラボクシングジムで地元メディアを招いての発表会見を行った。プロ非加盟、アマチュアの同ジムは、和氣が中学1年から東京に出るまでの5年間を過ごしたボクシング人生の出発点だ。
李ジェーソン
今回、和氣に挑むのは、指名挑戦者の同級1位、李ジェーソン(31=韓国)。戦績は22戦17勝(9KO)3敗2分で、世界ランキングには入っていないが、これまで韓国同級王座、IBFパンパシフィック同級王座を獲得したことのある強豪。日本人選手との試合も多く、対戦成績は5戦4勝1分。直近では今年3月に韓国で日本フェザー級4位の渡邉卓也(青木)と対戦し、判定で勝利している。ここ最近は少ないが序盤でのKOも多く、ハードパンチャーと言えそうだ。
勇姿を見てほしい!
昨年10月のV2戦に続き、再びトップコンテンダーを迎え撃つこととなった和氣は「ボクシングを知らない人に本物のボクシングを見せたい。そのための相手」と強者を選んだ理由を説明。自信の表情は、一昨年3月の王座奪取からの4連続KO記録を伸ばす気概に溢れていた。
5/23にはセコンドにも立った
念願の地元開催に和氣は「これまで岡山から見に来られなかった人も沢山います。その人たちの前で、"世界に行く前の和氣"を見せたかった。多くの人に応援してもらえれば嬉しい」とコメント。偶然だが、試合日は和氣の27歳の誕生日でもあり、本人は茶目っ気たっぷりに「岡山では、海の日ではなく"和氣の日"にしたい」と冗談混じりに語ったが、「そのくらい一生懸命に戦い、自分の勇姿を見て一人でも多くの人に感動してもらいたい」と思いを込めた。
快勝で世界をアピールしたい
ヤンチャをして最後は地元にも居場所がなくなり上京した和氣が、今やベルトを巻いて里帰りし、市を上げてバックアップされるまでに至った。まさに成りあがり人生、真っ只中。自慢のリーゼントを上げ、世界へと突き進む!