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6月23日に後楽園ホールで初防衛戦に臨む日本フェザー級王者の細野悟(30=大橋)だが、指名挑戦者の同級1位、福原力也(35=ワタナベ)が眼窩底骨折により棄権となり急遽、日本同級7位の関豪介(28=角海老宝石)が代役として抜擢。白羽の矢が立った関に21日、話を聞いた。
体重も問題なし
昨日、オファーが届き即決したと言う関は、準備期間1ヶ月にも「話が来た瞬間はドキドキしましたが、1日経って今はやってやるぞという気持ちです。試合までの期間は短いですが、普段から摂生しているので大丈夫です。これからしっかりと対策を練っていきたい。ベルトを獲りにいきます」と、早くも戦闘モードに切り替えていた。
タフなボクシングでここまで無敗
高いKO率から"バズーカ"とあだ名される左右の強打を誇る王者について、サウスポーの関は「パンチ力には警戒するが、自分も持ち味でもある手数とスピードに磨きをかけたい。このチャンスを逃さないように、試合まで集中して自分を高めたい」と頼もしい言葉。初の10ラウンドに「やったことはないが、僕にもこれまでの積み重ねがあるのでいけると思う」とも話した。
5本目のベルトを獲る!
10年の全日本フェザー級新人王に優勝、粘り強いボクシングでプロ5年目、ここまで17戦15勝(3KO)2分と無敗の戦績を収める関。角海老宝石ジム、5本目の日本タイトルを目指すことに「チャンピオンは雲の上の存在でした。それが今、挑戦できるチャンスがきた。タイミング的にも最高です。ジムの王者たちに並べれば幸せです」と語り、最後に「応援がいつも力になっているので、次の試合も僕に力を与えてください」とファンに向けメッセージを送った。
チャンスを生かす!
細野は4月に関の同門、日本同級5位の緒方勇希と決定戦を争い王座を獲得。関にとっては仇討ちの挑戦ともなり、モチベーションは高い。