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5月7日、大阪府立体育会館(ボディメーカーコロシアム)で行われるダブル世界戦のメインでIBF世界フライ級王者、アムナット・ルエンロエン(タイ)に挑戦する井岡一翔(25=井岡)が1日、大阪市内の井岡ジムで練習を公開した。日本最速3階級制覇、井岡家の集大成である偉業を前に淡々と調整を進める井岡は、いつも通りの冷静な対応をみせた。
余裕の表情
練習前に会見に臨んだ井岡は「順調にきていると思います、試合前のこの時期が一番好きな時間なので、この時間を楽しみながら「あと2kg」のウェイト調整をしていきたいと思います」と笑顔を交えながら話し、日本ボクシング界史上最速15戦目での3階級制覇に話が及ぶと「それは結果としてついてくれば良いと思う、自分自身としてはアムナット選手に勝つことだけにこだわっていきたいと思います」と冷静に答えた。
井岡一法会長
練習を見守った井岡一法会長兼トレーナーは「やはりフライ級に上げたことで、きつい練習にもついてこれるようになったし、100%とは言わんけどそれに近いところまで仕上がっている」と自信をみせ「1Rから4Rがカギになる。相手は序盤シッカリ打ってくるはずやからこちらのペースを崩さず5Rから後半にかけて必ず捕まえます」とプランを明かした。
叔父の弘樹氏
同じく練習を見守っていた叔父の井岡弘樹西日本ボクシング協会長は「勝つだけ」と一言に力を込めた。自身が果たせなかった3階級制覇に挑む甥に「ようここまで来た、一翔ならやってくれる」と夢を託した。
軽快な動き
井岡は会見を終えるといつものルーティンワーク通りに入念な準備運動を終えるとジムメートの石田匠(24)を相手に軽めのスパーリングを3R消化し、ミットとサンドバックをそれぞれ4Rずつ叩いて公開練習を終えた。