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4月23日に大阪城ホールで開催されるダブル世界戦で王座奪還に挑む元2階級制覇王者の長谷川穂積(33=真正)とアンダーカードに出場する粟生隆寛(30=帝拳)が21日、直前会見に臨んだ。長谷川が挑戦するIBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチのIBFスーパーバイザーは、今夜来日するため、調印式は明日に順延された。
眼光が鋭い
長谷川は「最高のトレーニングが出来ました。キコ・マルチネスという素晴らしい選手と試合ができることを光栄に思います」と静かに語り「自分のボクシングの集大成になると思うので自分が満足いく試合をできるように頑張ります」と締めくくった。
小柄なIBF王者
対して王者のキコ・マルチネスは「ハセガワは偉大なチャンピオンで偉大なボクサーだが、私は王者らしく戦う。歴史に残る試合をしたい。勝つことだけを考えてリングに上がります」と気合いを入れた。
笑顔の先には
ライト級での世界挑戦の機会を探る粟生は「明後日の試合に向けて順調に仕上がっています。お二人の前に試合をするので会場を温めたいと思っています」とダブル世界戦の露払い役を買って出った。また、自身の対戦相手に関しては「メキシカンスタイルの好戦的な相手だと思っているのでシッカリ倒して次につなげたいと思います」と目を輝かせた。
陽気なロペス
粟生の 対戦相手、マルコ・アントニオ・ロペス(メキシコ)は「メキシカンらしく戦うのみだ」と言葉少なに会見を締めくくった。
健闘を誓い合う