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元WBA世界スーパーウェルター級暫定王者の石田順裕(38=グリーンツダ)が、日本ボクシングコミッション(JBC)にヘビー級への転級届けを出していたことが分かった。提出したのは昨年末だったが、12月のランキング委員会では現在のミドル級から4階級上げることへの安全面が認められず、日本ヘビー級へのランク入りは見送りになっていた。
石田が公開スパーへ
JBCは石田がヘビー級に適しているか審査が必要と判断し、石田に現役ヘビー級ボクサーとの「査定公開スパーリング(3分3R)」を課した。これは6日、日本ヘビー級王者の藤本京太郎(27=角海老宝石)をプロモートする角海老宝石ジムの萩森健一氏が発表したもので、公開スパーは今月11日(土)に後楽園ホール開催の角海老宝石ジム興行で行われ、藤本との対戦を前提とした話だとしている。
超重量級の藤中が相手
当日は計量も行い、石田にヘビー級の体重があって、尚且つ十分なパフォーマンスを出せるか査定し、認められれば1月のランキング委員会で検討する方針だ。なお、スパーリングは戦績7戦4勝(1KO)3敗の大和藤中(28=金子)が相手を務める。
当日の石田に注目
ミドル級72.5Kgからヘビー級90.7Kg超と18kg以上の増量がもとめられる石田。5日付のブログでも「ヘビー級プロジェクト」と発表し、体重は正月太りで90kg近くまで増量しているものの、自ら「あまりにも俺と藤中選手との身体が違いすぎる、早々に危うし(笑)」とオアリを入れている。