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12月6日に両国国技館で行われる「DIAMOND GLOVE SPECIAL」。8月にプロ4戦目で日本タイトルを獲得した井上尚弥(20=大橋)が、ヘルソン・マンシオ(26=比)の記者会見が4日に都内ホテルで行われ、意気込みを語った。井上は5戦目で東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦に挑む。
井上尚弥
体調もコンディションもバッチリ仕上がっているという井上は、「6日の試合で必ずチャンピオンになりたいと思います」と力強くコメント。対戦相手となるヘルソン・マンシオの印象を聞かれると「(マンシオの試合は)何試合か見ているので、自分の距離でスピードを生かしたボクシングをして、イメージ通り動ければ問題ない」と自信をみせた。また同日に弟の拓真のプロ・デビュー戦については「プロのリングで一緒に試合ができるのは楽しみ。弟よりいい試合がしたい」と語った。「今回の東洋決定戦はモチベーションになっていますけど、内容次第では世界に繋がると思うので、そこを一番のモチベーションとしてやっていきます」と将来を見据えた戦いを見せてくれそうだ。
ヘルソン・マンシオ
井上の野望を阻止するべく立ちはだかるマンシオは「ハードな練習をしてきて準備はできています。100%勝つ自信があります」と自信満々。その言葉を裏付けるかのように「イノウエの試合は何試合か見て、研究してきた。私も3人の世界チャンピオンらとスパーリングをしてきて勝つ自信があります」と井上戦へ向け最高の準備をしてきたことを明かした。
会見の模様
今回、井上が勝利すると大橋ジムの先輩で6日のメインを飾る八重樫東(大橋)らと東洋太平洋王座の最短奪取記録に並ぶことになる。6戦目での世界挑戦の計画もあり、内容でアピールできるか。