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12月3日、大阪市内のボディメーカーコロシアムで開催される亀田祭りでIBF世界ミニマム級王者・高山勝成(30=仲里)に挑戦する同級6位のヒルビリオ・シルバーノ(比)が30日、大阪市内のアポロジムで練習を公開した。物静かな挑戦者はどのような動きを見せるのか。
ビルヒリオ・シルバーノ
当初の予定どおり13時ジャストにアポロジムに現れた挑戦者シルバーノは着替えを済ませ、会見を開いた。「コンディションに問題はない。元気がないように見えるかもしれないが元々私は物静かなタイプだ」と笑みを浮かべ「タカヤマはスピードのあるチャンピオンだと思う。でも、リングに上がって自分のボクシングが出来れば私が勝つ」と自信をみせた。地元フィリピンでは120Rのスパーリングを消化してきたとのこと。最後に「Do my best」と会見を絞めた。
減量はいかに
会見を終えたシルバーノはリングに上がり軽く体をほぐすと3Rのシャドーを披露。その後の動きを見守る報道陣にプロモーターのサミー・ヘリョアニ氏から「練習はこれで終わりだ。我々はこれで帰る」と告げられると10分ほどで公開練習を終えた。元々ライトフライ級を主戦場にし、ミニマム級での試合は初めてとあってやはり減量に苦しんでいるのか。
プロモーター サミー・ヘリョアニ氏
公開練習に同行したプロモーターのサミー氏は世界戦のプランとして「タカヤマは技術があるチャンピオンだが隙はある。そこをシルバーノがついていくだろう。前半にチャンスは訪れるだろう」と不敵な笑みを浮かべるとジムを後にした。
決戦は12月3日