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12月6日に両国国技館でプロ第2戦に臨むロンドン五輪金メダリスト、現日本および東洋太平洋ミドル級1位、村田諒太(27=三迫)が26日、都内の帝拳ジムで米国ラスベガスでのトレーニングから帰国後初の練習を行った。
自信を得て帰国
10月末の出発から約1ヵ月、前日25日早朝に帰国したばかりの村田は、「スパーリングをメインに充実したトレーニングができました」と笑顔で話した。元世界ウェルター級1位のマイク・ジョーンズ(米)らを相手に週3回、合計100ラウンドスパーを行い、「100点の仕上がり」と胸を張った。
サラス氏とのミット打ち
6日の試合では14戦13勝(8KO)1敗のデイブ・ピーターソン(27=米)と8回戦で拳を交える。その相手に関しては「フック系のボクサーなので、それにどう対処してパンチを当てるか」とテーマを掲げている。8回をフルに戦う展開も想定しているという。
サンドバッグにも力がこもる
「現実問題として全試合KO勝ちというのは難しいので、いつかは長丁場を経験しなければならない。それが今回でも構わないし、仮に判定だったとしてもポジティブにとらえるつもりです」と話す。それでもKOにはこだわりを感じさせた。「KOを狙うのが僕の仕事ですから、その仕事をしっかりこなすつもりです」。
念入りな指導
練習ではイスマエル・サラス・トレーナー(56=キューバ/米)とのミット打ちやサンドバッグ打ち、さらにはパンチングボールなど軽いメニューに終始。折々でサラス・トレーナーが肩や腰の位置、角度をチェックする姿がみられた。
29日に公開練習
「支えてくれるスタッフら多くの人のおかげで素晴らしいトレーニングができているので、期待に応えられるように頑張ります」と、WBC18位にランクされる大型ホープは話した。