パッキャオ65.7キロでパス

　元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(34=比)は23日、中国マカオでブランドン・リオス(27=米)とともに試合前日の公式計量に臨んだ。パッキャオ対リオスは24日、マカオのベネチアン・リゾートホテルのコタイ・アリーナで拳を交える。

※パッキャオ対リオスは24日(日)正午からWOWOWライブで生中継の予定

　これが昨年12月以来のリングとなるパッキャオは145.0ポンド(約65.7キロ)、元WBA世界ライト級王者リオスは自己最重量の146.5ポンド(約66.4キロ)だった。試合はWBOインターナショナル・ウェルター級王座決定戦として12回戦で行われる。オッズは依然として5対1でパッキャオ有利と出ている。リオス勝利の配当は4倍となっている。

　アンダーカードではIBF世界フェザー級タイトルマッチが行われる。計量では王者イフゲニー・グラドビッチ(27=露/米)が125.7ポンド(約57.0キロ)の1回でパス。前王者のディブは最初の計量では0.5ポンド(約220グラム)オーバーだったが、2度目の計量では全裸で秤に載り、リミットちょうどの126.0ポンド(約57.1キロ)でクリアした。今年3月以来の再戦だが、オッズは3対1でグラドビッチ有利と出ている。

　また、08年北京大会、12年ロンドン大会と五輪連覇を果たしたゾウ・シミン(32=中国)のプロ3戦目も行われる。試合はフライ級6回戦として組まれている。計量ではゾウが111.5ポンド(約50.5キロ)、ファン・トスカノ(メキシコ)が110.0ポンド(約49.8キロ)だった。