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11月24日に中国のマカオで元WBA世界ライト級王者ブランドン・リオス(27=米)と再起戦を行うマニー・パッキャオ(34=比)のチームに、かつてのフィジカル・トレーナー、ジャスティン・フォーチューン氏(47=豪/米)が再加入することになった。
パッキャオは昨年12月にファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)に6回KO負けを喫したが、その後、チーム内の統制が崩れ、フィジカル・コーチのアレックス・アリザ氏が離脱した。その穴を埋めるためにフォーチューン氏がカムバックすることになった。同氏は元ヘビー級ボクサーで、レノックス・ルイス(英)と戦ったこともある。引退後は指導者に転じ、マイク・タイソン(米)をはじめイスラエル・バスケス(メキシコ)、ジェームス・トニー(米)、ブライアン・ビロリア(比/米)といったチャンピオン経験者のトレーナーを務めた経歴を持っている。03年から07年まではパッキャオのフィジカル面を担当するコーチを務めていた。今回は6年ぶりのコンビ復活ということになる。なお、チーム・パッキャオを離れたアリザ氏は現在、なんとリオスのコーチを務めている。クラブ(ジム)制度の日本と異なり、選手とトレーナー、マネージャー、プロモーターが個々の契約によってチームを編成するシステムの米国とはいえ、割り切りがいいというかドライというか…。11月24日は両陣営の戦いにも要注目だ。