アルバレス　あと2.4キロ

　フロイド・メイウェザー(36=米)とのスーパーファイトまで残り8日となった6日、WBA&WBC世界スーパーウェルター級王者のサウル・アルバレス(23=メキシコ)が1週間前の予備計量に臨んだ。メイウェザー対アルバレスは14日(日本時間15日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われる。

※メイウェザー対アルバレス、および前座のダニー・ガルシア(米)対ルーカス・マティセ(亜)のWBA&WBC世界スーパーライト級戦は15日(日)午前11時からWOWOWライブで生中継の予定。
　ゲストは、8月25日にプロデビュー戦を2回TKOで飾った12年ロンドン五輪ミドル級金メダリスト、村田諒太(三迫)

　WBCは原則として世界戦の1ヵ月前と1週間前の予備計量を選手に義務づけている。今回の計量はその規定に従って行われたもので、アルバレスが載ったスケールは157.4ポンド(約71.4キロ)を示した。166.8ポンド(約75.6キロ)だった1ヵ月前計量からは4.2キロ減ったことになる。スーパーウェルター級のリミットは154ポンド(約69.8キロ)だが、今回の試合は両陣営の合意で152ポンド(約68.9キロ)の契約体重で行われることになっている。そのためアルバレスは、この1週間でさらに5.4ポンド(約2.45キロ)を落とさなければならない。ちなみにメイウェザーは1ヵ月前の計測で150.3ポンド(約68.1キロ)と、早々とリミットを割り込んでいる。