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[ニュース]2013.9.6

10/14は3王者が競演

 10月14日(月)に後楽園ホールで開催されるダイヤモンドグローブ&DANGAN84興行では、当初発表されていたOPBFスーパーバンタム級王者の和氣慎吾(26=古口)のV2戦のほか、OPBFフェザー級王者の李冽理(31=横浜光)と日本同級王者の天笠尚(27=山上)によるOPBF王座戦と、東洋太平洋ダブル王座戦がラインナップされた。
メインじゃなくてちょっとガッカリ
 これによりメインイベントで予定されていた和氣は、セミファイナルでの試合となった。これについて和氣は、「最初に聞いたときはガックリした」と漏らしたが、気持ちを取り直し「3人の中で一番目立つ戦いをする」と意気込んだ。
11.3/27 ラモナルvs大橋
 和氣に挑戦するのは、指名挑戦者の同級1位ジュンリエル・ラモナル(24=比)。身長168cmの右構えで、戦績は13戦(7KO)5敗4分(BOXREC)。一昨年に元OPBE同級王者の大橋弘政(HEIWA)と同王座決定戦を戦い、判定2-1で敗れている。ラモナルは圧力が強いファイターよりのボクサーファイターで、パンチの回転はあるが、和氣と比べればスピードで劣る。和氣も「勢いのあるフィリピンボクサーだと思っている。ビデオで見た限りパンチもある。油断はしないが、噛み合うでしょう」と自信を示した。
5日の練習では右フックを強化中
 また、世界について和氣は「まだまだ(世界挑戦までの)実力はない」と話すが、「1位のラモナルを倒せば、みんなが正真正銘のチャンピオンと認めてくれるはず」と、次のステップに弾みをつける意味でも大事な試合と位置づけた。
 現在2連続KO中の和氣が、得意の左ストレート武器にKO記録を伸ばすのか――、期待がかかる。

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