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香川県で初めて行われた世界戦。3日、亀田大毅(亀田)とロドリゴ・ゲレーロ(メキシコ)がIBF世界スーパーフライ級王座をかけて、サンメッセ香川のリングに上がった。
※ 採点表もアップしました。
※ 採点表もアップしました。
ギネス認定
興毅を思わせるノーモーションからのストレートと相手をリング中央に立たせて回りながら連打する和毅が見せた高速ジャブと亀田兄弟を融合したような攻撃を見せた大毅が、IBF王座についた。
オヤジに感謝
「俺を世界チャンピオンにしたのはオヤジのおかげ」と父、史郎氏への感謝を口にした大毅は「2本も世界のベルトを巻けたのは奇跡。夢のようやね」と静かに自身に語りかけるように試合後会見に応じた。「ボクシングは作戦。パッキャオが言うようにゲーム」と今回の試合を振り返った。「なんとか一回は防衛したい」とかすれた声を振り絞った新チャンピオンは「しんどい。今は先のことを考えたくない」とホッとした表情を浮かべて会見を終えた。
ゲレーロ
試合後20分間控室にこもったゲレーロは、着替えを終えると笑顔で記者団を迎え入れた。「少し疲れたけど大丈夫です」と笑顔を見せたゲレーロは「スイッチして、左に構えた時のほうが右の時よりも、優位に立てたと思うが、カメダは難しかった。思っていたより動いてきたし、対応できなかった。クリアヒットを打ち込めなかった」と敗因を語り「日本はアウェイなので倒さないと勝てないと思っていた。しかし採点で8ポイント差がつくのはおかしいと思う」と不満も口にした。「僕は久しぶりのスーパーフライ級だったから今度はバンタム級でカメダのお兄ちゃんと戦いたい」と亀田家長兄への挑戦を希望して会見を終えた。
採点表
ゲレーロの試合後会見に同席したマッチメーカーのショーン・ギボンズは「亀田の作戦勝ちだと思う。ゲレーロは動き回る亀田においつけなかった。しかし採点はひらきすぎだと思う。」と採点結果にはやや不満な様子。
チーム亀田
プロモーターのファン・カルロスは「亀田は強かったし、頭のいいボクサーだ。良い試合だと思う。ダイキはグットファイター、グレートチャンピオンになると思うよ」と大毅を称えた。