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[三浦世界戦]2013.8.18

内山、ライバル王者を語る

 日本時間の18日にメキシコのカンクンで行われた三浦隆司(帝拳)対セルヒオ・トンプソン(メキシコ)のWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチは、WOWOWライブで生中継されたが、その解説をWBA同級王者の内山高志(ワタナベ)が務めた。
※三浦対トンプソンは19日(月)午後9時からWOWOWライブで再放送
 ダウン応酬の壮絶な打撃戦を見た内山は「2回のダウンを見たときは中盤ぐらいで終わるかと思った」と率直な感想を口にした。2年半前に三浦と対戦し、3回のダウンを挽回して8回終了TKO勝ちを収めている内山は、最近の三浦が成長していることを認めている。「小さなことなんですが、三浦選手は以前よりも大振りしなくなり、ディフェンスも巧くなった」と分析している。試合中は「いずれは統一戦で対戦するかもしれないので、ライバルとして見ていました。だから負けてほしくなかったですね」と、笑顔をみせた。その統一戦は早くても来年になりそうだが、「やっぱり4団体のチャンピオンのなかでも一番になりたい。もちろん自信はあります」とキッパリ言い切った。
 まだV8戦は決まっていないが、猛暑のなか連日ハードなトレーニングを続けており、「2週間後に試合と言われてもやれる体調です」と話している。この夏は世界戦が続いているが、日本のエース格は「いいことですよね」と歓迎のコメント。「みんないい勝ち方をしていますからね。自分も早くやりたいですよ」と試合が待ち遠しい様子だった。

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