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初防衛に成功したWBC世界フライ級王者の八重樫東(大橋)が13日、横浜市内の大橋ジムで一夜明け会見を開いた。
メキシコ人ボクサーと初めて戦った八重樫は「パンチ力と大外を回って飛んでくるパンチのリズムと軌道のせいで見失うのでは、という危険を感じた」という。
囲み会見
チャンピオンとして挑んだ初防衛のリングだが、試合の二週間前まで気持ちが入らなかったことを明かした。また、試合中に何度か訪れたチャンスの場面で詰めきれなかったことを悔やみ、今後勝ち続けていくための課題とした。
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昨夜は試合中に相手のグローブで擦ったという左の眼球の痛みが激しく、日本テレビの控室からニュースZEROのスタジオに向かう最中に出演を断念したとのことで、これには大橋会長も「試合中にアゴの骨が折れても最後まで戦い抜いた八重樫が痛い、というのだからよっぽどだろう」と愛弟子を気遣った。
チーム八重樫
次は11月ごろにランキング1位のエドガー・ソーサ(メキシコ)を相手に指名挑戦が組まれる可能性が高いとのことだが、昨夜の試合で多くを学んだと明かしたチャンピオンは、V2戦に関して「バチバチ行きたいけど、相手を見て考えます」と笑顔を見せた。
激闘の跡
主戦場を二階級上げてフライ級に移したハードパンチャー八重樫をして「パンチ力の差を感じたし、技術力もまだまだ」と自己分析する。イライラする展開が続いた昨夜の激闘で、リスクを減らす我慢のボクシングを習得した二階級王者は、次にどんなボクシングでファンを魅力するのかー。