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WBC世界バンタム級王者、山中慎介(30=帝拳)と挑戦者同級8位ホセ・ニエベス(32=プエルトリコ)の両者が、試合を翌日に控えた11日午後1時、都内で公式計量に臨んだ。山中対ニエベスの試合は12日、八重樫東(30=大橋)対オスカル・ブランケット(28=メキシコ)のWBC世界フライ級タイトルマッチとともに東京・大田区総合体育館で行われる。
山中慎介(帝拳)
最初に秤に乗った山中はバンタム級リミットちょうどの118ポンド(約53.5キロ)でパス。続いて計量に臨んだニエベスは上限を0.5ポンド割り込む117.5ポンド(約53.3キロ)だった。直後に両者は秤の前で並んでポーズをとったが、ともに感情を表すことはなく、最後まで無表情のままだった。
ホセ・ニエベス(プエルトリコ)
しかし、控室で水分補給を終えて出てきた山中は、「もう汗が噴き出してきましたよ。体調はばっちりです」と笑みを浮かべた。計量で相対した挑戦者の印象については「きのう(予備検診)よりも小さく感じましたね。KOですか? 何ラウンドぐらいがいいですかね」と言いながらエレベーターに乗り込んでいった。
なお、医師の検診の結果は以下のとおり。
山中=体温36.6度 脈拍85/分 血圧124/83
ニエベス=体温36.3度 脈拍76/分 血圧131/82
なお、医師の検診の結果は以下のとおり。
山中=体温36.6度 脈拍85/分 血圧124/83
ニエベス=体温36.3度 脈拍76/分 血圧131/82