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4度目の防衛戦を2日後に控えた10日、WBC世界バンタム級王者、山中慎介(30=帝拳)が「KOを狙います」と宣言。この日、山中は挑戦者の8位ホセ・ニエベス(32=プエルトリコ)とともに都内で行われた世界戦の調印式に臨んだ。試合は12日、東京・大田区総合体育館で行われる。
山中と大和トレーナー
山中はWBCの立会人を務めるマウリシオ・スライマン氏から会場で渡されたWBCのTシャツを着用して調印式、会見に臨んだ。
大和心トレーナーらと談笑するなどほどよくリラックスした様子の山中は「ここまで最高の状態できているので期待してください。KOを狙います」と宣言。当日は8月1日に同じバンタム級のWBO王座を獲得したばかりの亀田和毅(亀田)もリングサイドで観戦を予定している。それ聞いた山中は自信とプライドをむき出しにした。「WBOのチャンピオンだけでなくWBAにもIBFにも、このクラスではWBCチャンピオンが一番強いんだと思わせる試合をします」と力強く話した。
ホセ・ニエベス
一方のニエベスは無表情のまま「ハードなトレーニングをこなしてきたし、調整も万全。いまは目標としてきた地点に立とうとしているところ。いい試合をしてタイトルを持ち帰る」と、こちらも必勝を誓った。
WBC世界バンタム級タイトルマッチ
試合はWBCルールに則って行われ、ノー・スリーノックダウン制、4R終了時と8R終了時の採点を公開することなどが確認された。グローブは日本製8オンスを使用し、山中が黒、ニエベスが青を着用することになった。主審はブルース・マクタビッシュ氏(比)、副審はアレハンドロ・ローチン(メキシコ)、ドン・グリフィン(米)、ノパラット・スリチャン(タイ)の三氏という構成。