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17日(日本時間18日)にメキシコのカンクンで指名挑戦者セルヒオ・トンプソン(29=メキシコ)を相手に初防衛戦に臨むWBC世界スーパーフェザー級王者、三浦隆司(29=帝拳)が6日、都内の帝拳ジムで報道陣に練習を公開した。三浦は今夜、羽田空港から最終調整地の米国ラスベガスに向けて発つ。
※三浦対トンプソンは18日(日)午前11時からWOWOWライブで生中継の予定。
強烈なボディ
深夜の出発を10時間後に控えた三浦は、スパーリングこそしなかったものの葛西裕一トレーナーのミットとボディプロテクターに重量感のある左右のパンチを叩きつけた。右をダッキングで外してインサイドから左のフックをボディにめり込ませ、右フックもフォロー。葛西トレーナーとともに実戦を想定した攻撃パターンを確認した。
練習前の会見
フィリピンから招いたパートナーとのスパーリングは130ラウンドに及んだ。「すごくいい調整ができたので、試合を楽しみにしています」と三浦は笑顔をのぞかせた。挑戦者のトンプソンは昨年3月、三浦のジムメートでもある元世界2階級制覇王者のホルヘ・リナレスに2回TKO勝ちを収めている。仇討の意味も含んだ試合だが、三浦は「ホルヘがやられているので倒してお返しします。そうですね、10倍返しでどうですか」と集まった報道陣を笑わせた。
練習を終えた山中選手と
昨年から妻子を秋田に残して単身赴任中の身だが、家族とは毎日、電話で連絡をとっているのだという。「2歳になった長男が『頑張って』と言えるようになりました」と相好を崩す。それも大きなモチベーションになっているはずだ。
恒例のボンバー!
トンプソンは29戦27勝(25KO)2敗の強打者で、目下11連続KOと勢いがある。地元の人気者ということもあり、三浦にとっては決して楽な戦いとはいえない。それでも29歳のサウスポーは自信を持って断言する。「やってみないと分からないけれど、チャンスがあれば何ラウンドでも行きますよ。必殺のボンバー・レフトで仕留めます」
三浦は今日の深夜、葛西トレーナーとともに日本を発ち、ラスベガスで調整後、試合の3、4日前にカンクン入りする予定だ。
三浦は今日の深夜、葛西トレーナーとともに日本を発ち、ラスベガスで調整後、試合の3、4日前にカンクン入りする予定だ。