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WBO世界バンタム級タイトル戦が1日、フィリピンのセブ島にあるウォーターフロントセブシティホテル&カジノ内に用意された特設会場で行われた。王者パウルス・アンブンダ(ナミビア)に挑んだ亀田和毅(亀田)の世界初挑戦。日本人初のWBO世界王者誕生、世界初の3兄弟世界制覇がかかったこの試合は―。
親父ありがとう
「これがおれの夢やったかたら。親父の夢。小っちゃいときからこの夢を追いかけてきたから、本当にうれしいです。このベルトは親父に」と興奮を隠しきれなかった、試合直後の和毅がリング上で喜びを語った。
和毅おめでとう
和毅は控室で行われた会見で開口一番「めっちゃ嬉しい」と涙を流した。
これからがスタート
「海外での試合でもプレッシャーはないと自分に言い聞かせてリングに上がったが、重圧もあった。アンブンダはパンチもあったしテクニックもあった。強いチャンピオンだった」と相手を称えた。
日本からの応援が力強かった
会見に同席した興毅は、「和毅は俺らと違い、15才でメキシコに渡り一番苦労してきた。長かったからね」と労い、「なかなか光が当たらなかったがこれからは和毅の時代。もっともっと突っ走ってほしい」と優しくエールを送った。
日本人初WBO世界チャンピオン
地元メディアから今回の試合の作戦を問われると「相手がファイターなので自分のボクシングをし、ポイントアウトするつもりだった」とし「アンブンダも100%のコンデションに感じた。途中、勝っていると確信していたので終盤に守りに入ってしまったのが反省点」と謙虚に話した。