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[Champions Eye]2013.7.24

亀田VSアポリナリオを語る

 23日、東京ビッグサイトで開催されたWBA世界バンタム級タイトルマッチ。王者・亀田興毅(27=亀田)が試合終盤、挑戦者ジョン・マーク・アポリナリオ(23=比)から2度のダウ ンを奪い判定3-0(117-119・118-108・119-107 )の大差をつけ、7度目のタイトル防衛に成功した。
 前戦のパノムルンレック・カイヤンハーダオジム戦の汚名をそそぐ完勝劇を演じた浪速乃闘拳の姿は、世界を目指す東洋太平洋スーパーバンタム級王者・和氣慎吾(26= 古口)と、日本フライ級王者・粉川拓也(28=宮田)の目にはどう映ったのか。
和氣 慎吾
東洋太平洋Sバンタム級王者
和氣 慎吾(古口)
「挑戦者のアポリナリオと亀田選手では実力差があると感じてたので、意外と早いラウンドで決着がつくと思いました。今日の亀田選手はガードもしっかりとして、相手のパンチも見えていた。最初から強気で戦っていたのはすごかった。ある意味、僕が戦うことを想定して観戦していました。もし僕の挑戦を受けてくれるのならば、バンタム級まで落としてもいい。今回の亀田選手は強かったが、俺なら勝てるかな(笑)。8度目の防衛戦、和氣慎吾とどうでしょうか!!」
※10月14日、和氣はダイヤモンドグローブで、指名試合として東洋太平洋同級1位ジュニエール・ラモーナ(比)を挑戦者に迎え撃ち、2度目の防衛戦が決定した。
粉川 拓也
日本フライ級王者
粉川 拓也(宮田)
「亀田選手のボクシングが、強いときのスタイルに戻ったと思う。これまでの防衛戦とは別人だったし、カードもしっかりしていて前に出ていた。2度目のダウン、12ラウン ドのカウンターになった左ストレートは巧かったですね。相手もランキング3位の強豪でしたが、明確な勝利で素晴らしい試合だったと思います」
※9月2日、粉川は所属する宮田ジム興行で 、ノンタイトルとなるオープン戦8回戦で出場する。
椎野 大輝
東洋太平洋バンタム級王者
椎野 大輝(三迫)
「亀田選手は落ち着いていたし、アポリナリオとパワーの差を感じました。山場という面では少し物足りなさもありましたが、実力が違いましたね。KOを見たかったですが 、細かいステップワークなど新しいモノも感じられた。前回と比べれば穴もなかったですしスタミナも十分だった。危なげない試合運びでしたね」

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